糞便から細菌のDNAを抽出します。糞便に含まれる細菌を溶解し、
DNA以外の不純物を取り除く工程です。この工程では最新鋭の機器が用いられています。
糞便に含まれる菌種を明らかにするためには、抽出された微量なDNAを
増幅する必要があります。遺伝子工学的な方法でDNAを数百万倍まで増幅します。
次世代シーケンサーは数億の塩基配列を明らかにすることができる装置です。
この次世代シーケンサーを用いて、増幅されたDNAの塩基配列を決定していきます。
次世代シーケンサーで得られた数億塩基におよぶ膨大なデータを、特殊なコンピューターにより解析し、糞便中にどのような細菌がいるのか判定します。